2008/05/30

切なく、美しい、デッサン集 狂気なんて憧れやしない



これは、切なく美しい、デッサン集

ジョン・フルシャンテの中から滲み出た悲しくも美しい磨かれていない宝石
だが、それがいい

よくSyd Barrett(シド・バレット)を引き合いに出される作品だが
シドとはまた違う儚い美しさが渦を巻いている

ガラスが気体と化したような
気体化したガラスを吸い込むんだよ

そんな感じ

ギターの音は鋭く乾いている
しかし艶がある


歌声は、ハンキードリーのBOWIEを842日間暗室に寝かせておいたような深み。


重さとは音のでかさ、歪み具合ではない:音楽と錬金術



昔からある数々の宝
LP宝石はCD宝石になり
さらぁに
近年はバンバカ凄い音源が発掘され財布は泣き心は躍る

Steeleye Spanの名盤『Please to see the King』のリマスター&ボーナス満載二枚組。


なんと無骨にして、ある種のパワー/力強さに満ち満ちた作品か。


ボーナスディスクのラジオライブ演奏からは
彼らがただの民謡バンドではなく革新的で野心的なロックの開拓者であったことが判る。

その演奏はただの伝統の複製/剥製などではなく、
その都度冒険的に変えられるアレンジやエレクトリック化した重さにより
LED ZEPPELINの処作やBLACK SABATHの初期作品群に勝るとも劣らない
「異端・異教徒のロック」としての重さ/力強さを持っている!!


Helium違い。摩訶不思議優良POP、Pram。



実は僕はこのバンドについては全く知らない。知識なし。
そもそもの発端は
好きなバンド「HELIUM」と間違えて買ったのだった
帰宅してよく見たら「HELIUM」はタイトルで、バンド名はPramということが判明
しかし!この間違いが正解であった。
むっちゃ良いのであります。
トラッド系やMAZZY STARやGOYA DRESSあたりを彷彿とさせる女性ボーカル、
バックのサウンドはギターやドラムのいるロックバンド形式っぽいがたまにクラブのりにもなる、
が、ノリノリではなく変態テイスト
そこにストレンジなエレクトロニクスや民族楽器やらが入る。
しかし基本的にPOP
アヴァンPOP?
Bjorkよりもポーティスヘッドよりも全然良いから見つけたら買おう
追記
YoutubeにてLive動画を発見
かなりアヴァンギャルドであった
しかししっかりとPopである
実に味がある、惹かれる集団である



これこそエレクトリック・ギター Firport Convention - HOUSE FULL



FAIRPORT CONVENTIONといいますと、最初はぬるいアメリカン気味なフォークロックでしたが、
すぐにアシュレイ・ハッチングと途中加入したサンディ・デニーらによって
ブリテンのトラディショナルを下敷きに、
電化した強度の高いブリティッシュトラッドを作りあげたバンドです。

Liege & Reafなどがその過程での最高傑作にあたります。

で、
このアルバム『House Full』。
これはアシュレイもサンディも抜けた後のライヴ盤で、
つまりどういうことかといいますと
すると逆に一番「トラッドトラッド」って拘ってた人らがいないことによって、
曲はトラッドで構成ももちろんトラッドなんだけど、
やたらロック化が進んでしまった!!
そんな時期のライヴなのです。

はっきりいってエレキギターはこれぞ「エレキ」って感じで無骨、荒々しい
フィドルも男らしく荒く響き、
リズム隊も暴れてます。暴れまくりです

そんな編成、演奏でジグやリール(※どちらもケルト圏の伝統的舞踏曲の種類)をかましたり、
オリジナル曲もトラッド風味だけどやたらロックって感じで
なんだかもはやプログレとかサイケな域にまで達してるのです。

これはそんな名盤

太古からある音楽の「ロック」成分の荒々しさを現代に蘇らせた宴。
大音量で体感してください。

2008/05/29

ELASTICA



ジャスティーン・フリッシュマンは美人ではないどちらかというとブス扱いされそうな顔だが、
とても美しい。これは矛盾ではない。
かっこいい。いい女だ。

彼女のやっていたバンドELASTICAも最高にCoolで、彼女みたいだった。

WIREのパクリだろうがStranglersまんまな曲があろうが関係なし!
このやたら硬質でクールなサウンドはむちゃくちゃかっこいいのです。 でも百円コーナーの主。
今1980年前後の硬質なニューウェイブのアナログを高い値段(10年前は皆百円~800円だった)出して買ってる馬鹿ガキは百円でELASTICA買うべきかと思います。 

このCDから放たれる独特の匂いはまさにオリジナルだよ。WIREともストラングラーズとも違う。


PV Stutter

WWE ECW ワンナイト・スタンド 2005

This is EXTREAMMMMMMMMM!!!!!!!!!!!!!!!!!
これは。あれだ、
確かにWWE主導でのWWEの企画でECWが一夜復活ってイヴェントだ
しかし 今現在「ECW」って名前がWEの番組のブランドになっているがあれとはまったく違うぜ
ここにあるのは、あの、WWFやWCWのむこうを張ったエクストリーム団体 ECW!!!!!!!
ポール・ヘイメン、いや、ポール・E・デンジャラスリーとECWのスター達が主役だ
レイ・ミステリオ"Jr" 対 シコシスも、TAJIRIとスペル・クレイジーとリトル・グィドーの3WAYも
トミー・ドリーマーもサンドマンもダッドリーズも、 ECWのあいつらなんだよちゃんと!
ECW! ECW!
感動しますよ 
体制の力で甦ったカウンターだが、しっかり体制に対してのカウンターとして機能している
全パンクスとレスリングファンとハードコア野郎は必見
試しにこいつを観てみよう
TAJIRI vs SUPER CRAZY vs Little Guido  3way dance from ONS2005



New Waveはヌーヴェルヴァーグ

The Auteursの1stアルバム。
珠玉のメロディ  
切ない 
キュンとくる
地味だけど ピーター・ペレットや 初期のBOWIEと並ぶ
せつないキュンとくるポップで
しかしロックな、
ルーク・ハインズによる宝石達
すべてのStarmanに捧げたいアルバムです

PV showgirl

Open the door

感想とか、レビューもどきとか、たまに書くわけさ、SNSとかでは特に多いかな
で、自分のサイトでややると容量食うから
ここでスタートしてみよう、、かな?